【報告】
あそびの先生公開講座2019(第1部)

2019年4月27日(土)

あそびの先生協会
年に1度の恒例イベント
あそびの先生公開講座2019
を開催しました。

約30名のご参加!

ご参加くださった
皆さまありがとうございました!
当日の様子を報告させていただきます。



第1部
『遊んでばかりいた子は
 本当に幸せな大人になるのか?』

今年も講座の導入は
子どもと育ち総合研究所 宮野所長が担当。

まずはじめに、
今回テーマ「遊ぶ」「遊んでばかり」とは
否定的な意味としての「生産的ではないこと」
ではないですよね?

昨年から保育所保育指針や、
幼稚園の指導要領でもいわれているのと同じ
「遊びこそが学びの場である」そういう意味ですよね?

…という定義の確認から、話がはじまりました。

では「幸せ」ってなんなんでしょうね?
みんなそれぞれ違うでしょうし、違っていてもいい。

そんな問いかけと共に

『将来は自立して人生の自分で課題を処理する』

こういう人を育ていきたいですね?
と方向性の確認をしてくだいました。

後半は、同じく子ども育ち総合研究所主任研究員の
宍戸先生が講座を担当。

「まず、遊んでみましょう!」

と、ひとり1枚ずつ薄い素材の色紙が配られました。

「自由に遊んでいいんですよ!」

遊びは「正解はないもの」
そもそも、どの遊びも間違っていなかった
ここにあそびの基本があります。

『誰かに強いられて遊ぶのは遊びではない』

だけど、
小学校低学年頃になると
・自分で人と比べてみたり
・誰かに人と比べられたりして
自信をなくしたり、自由に遊ぶことが
うまくできなくなってしまうことがあります。

そんな心の成長や、集団生活という環境の中で
「自由に遊ぶ」をしにくくなってしまう子どもたち。

私たち大人はどう関わればいいのでしょうか?

他にもワークショップを挟みながら
参加者の皆さんに問いかけ
講座を進行してくださいました。

~教育が変わろうとしているこれからの時代~

日頃から子育てをされたり
子どもたちと関わるお仕事をされている
参加された皆さんと共に考え
また子ども主体のあそびの重要性と
あそびの力を信じる勇気をくれた
そんな講座となったのではないかと思います。

※写真撮影協力:birth photo 中なみこ

あそびの先生の講座は子どもと育ち総合研究所の監修の元
オランダの幼児教育法「ピラミーデ」(ピラミッドメソッド)を応用。
2020年日本の教育改革のテーマでもある主体的で対話的な深い学び
(アクティブラーニング)を意識し取り入れています。

当協会では、教養目的の『あそびの先生基礎講座』と、
仕事としても活用できる『インストラクター養成講座』の
2つの講座を随時開講しています。※詳細はこちらより