【2019年度活動事例報告】

みんな違っていい
そう考えるあそびの先生では
インストラクターの資格の活かし方も
人それぞれ違います。

2020年度 資格更新者31名の
活動事例報告会でのレポートより
一部抜粋し紹介します。
ぜひご覧ください。

イベント・プレ編

悩みのあるママと
先をいくママとのつなぎ役としての活動

大人向け向け:
発達ゆっくりさんの会

春名由美子さん
言語聴覚士として個別レッスンなどでも活動中

==========

①(Before)動機

やってみる前はどんな思いやねらい?

現在支援級にお子さんが在籍されているママ
(わが子と同じ小学校)と、
これから就学先を決めたり、
就学後に不安を抱えるママたちを繋ぐことで、
不安解消、仲間作りの場になればと企画。

春名は主催で
告知・参加者の事前情報聞き取り・報告、
当日はファシリテーター、
メインスピーカーは支援級ママ。

(主な内容)

〇就学先決定と、幼稚園から就学先への引継ぎについて
〇就学後の支援級、通常級との関わりについて
〇先生との連携について
〇デイサービスについて
〇障がい受容について  等

②(after)感想

やってみた後はどんな気持ち?

やってよかったです。
必要な機会だと実感しました。

「みんなちがってみんないい」
の社会にかえていきたい
あそびの先生だからこそ、
また、社会のいち母親として、
言語聴覚士としても
主催する意味があったと思う。

これから就学を迎える
ママたちの不安は多岐にわたり、
経験者ならではのアドバイスや
実際の写真や資料などの共有は
何ものにもかえ難い
と、参加者のみなさんの
意欲的な姿勢や感想から感じました。

③(get)成果

やったことで得たことは?

〇学校との連携へのハードルの高さ、
周囲のママへの障がい理解の難しさ
などを伺い、自分だからできること、
社会への啓蒙の必要性などを
改めて意識することができました。

〇LINEグループを作成したことで、
ママたちが自分の悩み、想い、質問を
個々にあったタイミングで出せる
コミュニティーが作れたことがよかったです。

春名は管理人のような立場にいて、
グループ活用のルール周知や、
その他必要な情報の共有などを行っています。

④(future)展望

これからのやってみたいことは?

ゆっくりさんママだけでなく、
地域のママさん向けに
「みんなちがってみんないい」の
社会作りのための交流を企画したいです。

↓↓

○発達障がいって何??
○どんな風に接したらいいの??
○素朴な疑問Q&A  など

その他…
〇幼稚園や保育園、児童館への出張講座
〇親子ひろば
〇高齢者施設でのあそびのひろば
〇発達ゆっくりさんの会
〇行き渋りっこのママたち&子どもたちのお話会
〇基礎講座やインストラクター講座講師

⑤参加者様からの感想

■参加されたママからは…

たくさん情報をいただき、お話も聞けて、
同じ悩みを持つママたちに会えたこと、
お話しできる人がいることを
体験できて本当に嬉しかったです。

■支援級ママからは…

自分たちの子どもたちが小さい時に
こんな会があったらいいなと思っていたので、
役に立てて嬉しかったです。

イベント詳細

開催日時:10/3、12/11、2/13

イベント名:あそびの先生発達ゆっくりさんの会

対象者:発達がゆっくりなお子さんをもつご家族

定員:4名

場所:長田区 O様ご実家(空き家)

参加費:500円(ランチ代別途)

※他の「資格の活かし方/イベント・プレ編」の報告は 
以下のリンクよりお読みいただけます。

働くママのお子様に家庭的体験を 
子連れイベントが わが子の成長にもつながった
お花の先生ならではの視点でイベントを企画