【協会の開催報告】

当協会では
1年に一度「公開講座」を開いています。

ご参加くださった
皆さまありがとうございました!

当日の様子をスタッフを担当した
インストラクターの林さんに
報告をしてもらいました。

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企画時の想いやご依頼をいただいた経緯

公開講座は、
子どもと育ち総合研究所の
宮野所長と宍戸主任研究員のお二人を
講師にお招きして開催している講座です。

主に、あそびの先生インストラクターや
ファン会員向けの勉強会ですが、
一般の方にも受講していただくことで、
子どもに関わっている大人の意識か変わり、
同じ考えの大人が増えるといいな
という想いで行いました。

 
イベントや講座中の様子、又は心に残った出来事

新型コロナウイルスが流行った昨年から
オンラインでの開催になりました。
会場開催では遠方の方の参加が難しかったですが、
遠い地域の方のご参加もいただけました。

今回は初の試みで、
テーマに沿ったあそびの先生の実体験を事例に
講師のお二人に分析、解説していただきました。

質疑応答やブレイクルームでのやり取りも
盛り上がって時間が足りないくらいでした。
 
 
参加者の声や様子

事例を共有することで身近に感じることができ、
我が子や身近にいる子ども達を想像しやすく、
講師のお二人のお話も理解しやすかった
というようなご感想を多く聞くことが出来ました。

ブレイクルームの時間を含めると
約3時間のzoomでの講座でしたが、
長さを感じないぐらい良い時間でした
との声もありました。

 
開催後の感想

今回のテーマは「待つ」。

私も含めて、受講くださったほとんどの方の中に、
待てない自分がいます。
でも講座を受けながら私が感じたのは、
待てないのは一生懸命頑張ってる証拠。
真面目に子ども達と向き合っている方が
こんなに沢山いるんだと嬉しくなりました。

スタッフとしては、
事前にテーマに合った事例を探す時間が
とてもワクワクしました。
受講くださった方々が
子ども達と関わる中で今後少しでも
子ども達を面白がりながら見守っていけたらいいな
と、選びました。
伝わっていたら嬉しいです。

(協会認定インストラクター 林貴子)

アンケートにも素敵な感想を
たくさんいただきましたので
一部ご紹介いたします。

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● 講師の方の講話だけでなく、現役母親であるインストラクターさんの体験を交えた構成が、テーマを身近に感じられて説得力がありとてもよかった。
●総研さんのお話は、いつも心が温かくなります。
● 息子が今年10歳になります。分かっているから待てる、でも「肌で感じるのには時間がかかる」のは大人も同じだなぁと、自分や夫を見ていて思います。そして「大人が子どもを信頼できたら、子は大人を信頼する」の言葉を聞いて、改めて愛着形成・信頼関係大事だなぁと思いました。

● 答えを持ちすぎない、決めてしまわない自分でいいんだ。って改めて自分にオッケーを出す勇気をもらいました。
● 相手がいてこそ社会のルールやおもいやりの成長につながる事、肌で感じる感じてもらう事。報告、お話を聞きながらわが子や保育園の子、自分の親の顔が浮かんできました。
●気が散ってしまうのが良くないのではなく、心の動きを見ることが大事など、見える部分に意識を向けてしまいがちだけど、大切なことを改めて学べました。
●日々の自分と講座での学びを行ったり来たりしながら子どもと向き合っていきたいとおもいます。

● 講座の流れが良く、理論と事例があることでより分かりやすく、身近に感じられてとても良い学びの時間でした。
● 待つことの大事さを改めて感じることができました。待つということも人によって時間の長短や状況によっても違い、大人のリズムと子どものリズムも違い、お友だち同士での感じ方も違う…違いを理解してその時に合わせて柔軟に歩み寄り、お互いが楽しく心地よくすごせたと感じることのできる輪があそびを通して広がると良いなぁと思いました。今一度、発達のサイクルに合わせたあそびやその子の今の行動に合ったおもちゃの提供について学び直したいと思いました

● 総研さんの講座からの、それぞれのインストラクターの皆さんの体験談、そしてそれを踏まえて宍戸さんからの考察。本当にどれも分かりやすくて身になりました。体験談が入ることで、グッと内容が身近になり、zoomでのオンライン講座でも長さを感じることなく視聴することができました。
● 頭ではわかっていてもどうしても忘れてしまうので、毎年講座を楽しみにしています。講座が終わったあとは、子どもに優しくなれます

● 何回聴いてもなるほどなと再確認し続ける理論と、実践に理論がどう生きてくるのかと言う事が講座の中で絡まり合って、日々の出来事、人との関わり全般に生きてくる学びだなと改めて身に沁みました。
●あそびの先生の事例から考察を深める形は、とても分かりやすくて、自分たちの日々の活動に対する愛着と続けていく勇気をもらいました。
●今年もあたたかいお言葉と雰囲気でとても楽しく濃い学びの時間をありがとうございました。大人としての役割が何か考えたり、学び続けるが大事だとこの講座で毎回実感します

あそびの先生の講座は子どもと育ち総合研究所の監修の元
オランダの幼児教育法「ピラミーデ」(ピラミッドメソッド)を応用。
2020年日本の教育改革のテーマでもある主体的で対話的な深い学び
(アクティブラーニング)を意識し取り入れています。